大きなトラブルはゼロ
元整備士の営業担当がよりよいお家探しをご提案
株式会社アイ建設【横浜市戸塚区川上町】
大山 淳史

- 自動車の整備士から不動産業界へ
知人の不動産会社社長から誘われて
軽い気持ちで転職しました - 営業だけは一生やらない仕事だと思っていました
初めてのお客さま対応に手が震えて頭が真っ白…緊張からのスタート - いろいろなお客さまを相手に仕事をしてみたいと思ってアイ建設へ
やることが尽きないほど毎日が充実しています - 気持ちの切り替えの早さが強みです
切り替えのために神社でお祓いも
初心に戻って前向きな気持ちになります - 上司からのアドバイスを参考に
お客さまの生活背景を事細かくヒアリングしています - 家をご購入されたお客さまから新しいお客さまをご紹介
数ある営業担当の中から私を一番信頼してくれたと感動しました - 整備士時代から身に付いている細かい気付きが今も生かされています
お客さまにとってマイナスなお家探しはさせません
以前はどんなお仕事をしていましたか?
自動車の整備士から不動産業界へ
知人の不動産会社社長から誘われて
軽い気持ちで転職しました
実は、自動車の整備士をしていました。ほぼ毎日、車両と向き合う仕事ですから、たまにお客さまのご対応をするときは、自動車の不具合を説明させていただくくらいで…ほとんど接客することはなかったです。そのころは、自分が接客に向いていると思いませんでしたし、ましてや不動産会社で働くことを想像していませんでした。
そんな私に転機となったのは、2012年のこと。学生時代にアルバイトをしていた際に一緒に働いていた先輩が不動産会社の社長を務めていて、「(不動産の仕事を)やってみない?」と誘われたのです。営業職は向いていないと思っていたのですが、「お金も稼げそう」という野望もあり、当時は軽い気持ちで転職しました。

自動車の整備士から不動産仲介の営業担当に転身…
慣れるまで大変でしたよね
営業だけは一生やらない仕事だと思っていました
初めてのお客さま対応に手が震えて頭が真っ白…緊張からのスタート
確かに、整備士と不動産の営業は全く畑違いの仕事です。正直、営業だけは一生やらない仕事だと思っていましたから、移ってから慣れるまで時間がかかりましたね。先輩が経営していた不動産会社は地域密着型の小規模なエリアを対応する会社でしたが、初めてのお客さまに物件のご相談を受けたとき、ものすごく緊張しました。手が震えちゃって、頭の中が真っ白になって。自分で何をお話したか覚えていません(苦笑)。私自身が接客で緊張しないようになったのは、2、3年くらいたってからですね。
ここでは、営業だけではなく、空室のお部屋を掃除するなど物件の管理業務もこなしていました。振り返ってみると、いろいろ経験させてもらって今の自分の土台を築くことができたと思います。

アイ建設に転職された理由は
いろいろなお客さまを相手に仕事をしてみたいと思ってアイ建設へ
やることが尽きないほど毎日が充実しています
やはり、前職の不動産会社は5人という少数精鋭の運営で対応エリアが狭かったこともあり、お客さまも限られていました。どうせならばいろいろなお客さまを相手に仕事をしてみたいと思い、転職しました。アイ建設に決めたのは、会社をいくつか受けた中で最初に内定のご連絡をいただいてご縁を感じたからです。
入社してみると、思っていた通り、お客さまのお問い合わせも以前の会社とは比較にならないほど多いです。やることが尽きないほど忙しい毎日を過ごせて、やりがいを感じています。また、名刺をお渡しする際には知名度のあるおかげでお客さまにも「ここの会社、知っていますよ」と安心感を持っていただけることが心強く思いました。ただ、前職の社長からは「修業して戻ってこいよ」と言われて送り出されましたので、感謝はしていますが戻るとなると応えられるかどうか…複雑な気持ちではありますね。

セールスポイント、強みを教えてください。
気持ちの切り替えの早さが強みです
切り替えのために神社でお祓いも
初心に戻って前向きな気持ちになります
私の強みは、気持ちの切り替えの早さです。家に帰ってビールでも一杯飲めば嫌なことも忘れます。一日一回は気持ちをリセットするようにして、翌日の仕事に臨みますね。
もともと楽天家であまり深く落ち込むことはないのですが、さすがに営業成績が伸び悩んでいるときは気持ちがめいることもありますよ。とはいっても、暗い気持ちのまま仕事をしてもうまくいきませんので、そんなときは、必ず寒川神社に行って八方除(はっぽうよけ)をしてもらいます。お祓(はら)いをしてもらうと、不思議なほど気持ちが清らかになり「お祓いしたから大丈夫」という気持ちに切り替えができるのです。
実は、神社に足を運ぶようになったのは、上司や先輩から「成績上がらないなら、お祓い行ってこいよ」とアドバイスをいただいたことがきっかけ。お祓い行った後は厳かな気持ちになって初心に戻り前向きになれますね。
心掛けていることはありますか?
上司からのアドバイスを参考に
お客さまの生活背景を事細かくヒアリングしています
物件をご紹介する前に、お客さまの生活背景を事細かくうかがうよう心掛けています。
例えば、ご主人さまの通勤時間はどれくらいが理想なのか、お子さんがいらっしゃれば習い事の送り迎えに奥さまが車で行ける範囲を希望しているとか、生活背景をしっかりと把握することで、お客さまの生活スタイルに合った物件を迅速にご提案できるのです。
お客さまも貴重な時間を使って見に来ていただいているわけですから、少しでも早くご希望の物件が見つかれば喜んでいただけます。そのためにも、いろいろ生活背景を中心に話をうかがうことが大切です。お客さまの生活背景をうかがうことを重要視しているのも、直属の上司からアドバイスをいただいたこと。過去に社内で成績上位だった方が今は管理職となり私の上司ですから上司の言うことは間違いないです。良いと思ったことはすぐ取り入れることで、自然と結果もついてきます。
仕事をしていてうれしかったことは
家をご購入されたお客さまから新しいお客さまをご紹介
数ある営業担当の中から私を一番信頼してくれたと感動しました
うれしかったことといえば、家をご購入されたお客さまが数年たってから別の新しいお客さまをご紹介してくれたことです。もともと営業職に苦手意識を持っていましたから、他社も含めて他の営業担当と競合している中で私から家を買っていただけるだけでもうれしいのに。言葉に出ないほど感動しました。
ご購入したお客さまから新たなお客さまをご紹介していただいたのは、一番私を信頼していただいたのだと自信にもつながりました。あのときは深夜まで下見に行って頑張ったかいが本当にあったと、心底うれしかったですね。
整備士のころの経験が今の仕事に
生かされているとうかがいましたが
整備士時代から身に付いている細かい気付きが今も生かされています
お客さまにとってマイナスなお家探しはさせません
整備士時代から身に付いている細かい気付きが今の仕事に生かされていると思います。自動車の整備は一つ見落とすことでお客さまの事故につながる可能性があります。物件のご紹介も一緒です。自分が気付いたことや気になることを率直にお伝えしてなるべくお客さまにとってマイナスなお家探しにならないようにしています。
例えば、過去に戸建ての物件をお客さまと一緒に見学した際、変な匂いがしたことがありました。お客さまは気付かなかったようでしたが、私は「少し匂いますね」と気になったのでお伝えしました。事前には把握していなかったのですが、調べてみると近くにドブになっていたところがあったのです。
お伝えしなければ、そのまま話が進んだ物件だったのですが。その物件は、風通しが悪く匂いがこもってしまう場所に建てられていたのです。お客さまから「気付いていただいてありがとうございます」と感謝されました。これも、お客さまが誤ったお家探しをしないようにと思ったからこそ正直にお伝えしたこと。後からトラブルになったかもしれなかったので、未然に防ぐことができました。
細かい気付きのおかげで、これまで私自身、契約解除といった大きなトラブルを抱えることは全くありません。私が不動産業界で働き続けられるのも大きなトラブルがなかったからだと感じます。不動産の場合、トラブルで訴訟に発展することもありますから。今後もお客さまの不利になるようなことを未然に察知して、よりよいお家探しができるようご提案させていただきます。
イイタン一問一答
出身地は
横浜市戸塚区出身。会社のある東戸塚出身です。
現在のお住まいは
横浜市戸塚区在住。一人暮らしです。両親が近所に住んでいます。
好きな駅
上大岡駅(横浜市営地下鉄ブルーライン、京急本線)映画館に飲食店、デパートなど何でもそろっています。仕事で行ってみていいところだと思いました。家族で一日過ごせるので、ファミリー層のお客さまに一押しのエリアです。
不動産業界に入ったきっかけは
運命の出会い。
不動産業界の楽しさとは
お客さまに心から信頼してもらえると楽しいです
尊敬している人は
直属の上司です。いろいろ教えていただけるので。営業担当として尊敬しています。
イイタンについてどう思いますか
お客さまがご覧になったら、人となりが伝わるなと思いました。特に動画。会ったことがないのに、この人、人柄が良さそうだなと思えますよね。自分に合うとか合わないとかも分かり、よりその人を知るうえで有効なツールだと感じます。私の場合、一回お客さまとお会いしてから、イイタンをご覧になっていただいて、「この人、こういう考えの人なんだな」と理解してもらえたら。期待しています。
編集後記
整備士から不動産の仲介営業担当へと転身された異色の経歴を持つ大山さん。「今でも営業は向いていない」とおっしゃっていましたが、そんなことはありません。しっかりとお客さまからも信頼されているエピソードもうかがいましたし、他の営業担当にはないきめ細やかさと気付きがお仕事に十分生かされていますから。また、尊敬する上司からのアドバイスにしっかりと耳を傾けて実践する素直なお人柄にとても好感が持てました。「私はいいと思ったことは取り入れます」という大山さんですが、例え後輩であっても成績を上げているときには「どうやっているの?」「教えてよ」と聞いているそうです。年齢を重ねると、自分のプライドが邪魔して聞けないことも多々あるものですが、謙虚な大山さんだからこそできること。とはいっても、「年齢的にも社歴的にも真ん中より少し上なので、若い子には負けられない」と成績を上げることにも貪欲な方。表面には出さない闘争心を感じ取れました。さらなる飛躍に期待します!
取材/撮影 渡辺 晴子/並木 郁磨
株式会社アイ建設
大山 淳史
神奈川県横浜市戸塚区川上町87-4 N&Fビル1・1F
2012年
仲介不動産 入社
2014年
当社 入社
Pick Up Item

【金融電卓と地図】お客さまから物件の月々のお支払いを尋ねられたときに電卓をたたいてお見せします。地図は7年くらい使っています。ワイドミリオンの道路地図で今は売っていません。道を覚えるのに交差点名が書いてあるので便利。ボロボロになっても手放せません。この2点がないとお客さまとお会いできませんね。