工務店職人、建築施工管理、不動産Web広告、収益不動産売買...
“圧倒的な知識×経験”が武器のプロフェッショナル
株式会社イアムス【豊島区駒込】
秋山 寛
- 経営者×異なる2社の会社員、3枚の名刺で、バイヤー大家として、新しい働き方とプロの道を追求する
- “やったもの勝ち、やり続けたもの勝ち”、一歩踏み出し、継続した人だけが、成果を得られる
- 感謝する、謙虚でいる、相手を想いやる、そしてご縁を大切に
- これからも家族との時間も大事にしながら、新しい働き方で、さらなる成長を目指す
- 仕入れの仕事は「究極の友達作り」。不動産購入を通じ、有形資産の「不動産」と無形資産の「友達」という、2つの人生の大事な資産を作れるのが、この仕事の醍醐味だと思っています。
経営者×異なる2社の会社員、3枚の名刺で、バイヤー大家として、新しい働き方とプロの道を追求する
私が代表を務める「株式会社イアムス」では、主にJR武蔵野線内側エリアで、高利回り×高積算物件を中心に購入し、賃貸経営をしています。また、’19年9月より異なる2社の不動産会社に転職。相続税対策向けに再販する会社と高利回り重視で再販する会社、そして自社を合わせた3枚の名刺を持ち、ハイブリッドなポジションで収益不動産の仕入れをしております。
16歳から工務店の職人をしながら夜は定時制高校へ。22歳で建築施工管理へ転職し、29歳で不動産ポータルサイト「オウチーノ」の立ち上げメンバーとしてウェブ広告営業に転職。’11年、35歳の時に腰椎椎間板ヘルニアの発症がきっかけとなり、翌年千葉県茂原市に戸建てを購入し、サラリーマン大家のキャリアをスタートさせました。’13年オウチーノ上場後、友人に誘われ、’15年に収益不動産買取再販業の「株式会社フォーインクス」に転職。’19年8月に円満退職し現在に至る、という経歴です。
よく「色々やられてますね」と言われますが、これでようやく今までのキャリアが一つに繋がったと感じています。職人さんの思い、作業工程やコスト感覚、空室が出た際の広告訴求方法、業者との関わり方は、全てこれまでの経験で養えたもの。今後はまだない知識を補填しながら、さらにプロフェッショナルの道を突き進みたいですね。
“やったもの勝ち、やり続けたもの勝ち”、一歩踏み出し、継続した人だけが、成果を得られる
新しいことこそ、まずは一歩踏み出し、継続すると意識しています。私自身、セミナー講師として登壇することもあれば、受講者としてセミナーに参加することもあります。経験上、そこに100名いても、行動できるのは10人程度。そして継続できるのは約1〜2人程度。やり続けた人たちだけが成果を手にしています。これまでの経験から「まずは一歩踏み出して、継続し続ければ必ず成果が出る」ことを実感しているので〝やった者勝ち、やり続けた者勝ち〟をモットーに新しいことに積極的にチャレンジしています。
チャンレンジする際、多くの方が失敗を恐れ、「最初の一歩を踏み出す」段階で断念します。しかし、未来がどうなるか、その時点ではわかりません。私自身、大きな借金を抱えながらも、積極的に不動産を購入するのは「どうせみんなやらないし、やり続けられない。だから1%の人間になることはそう難しくない」という想いが根底にあるから。もちろん、失敗して借金だけが残る可能性もゼロではありません。それでも、やってみないと始まらないし、不安がっていてもしょうがない。新しいチャレンジをする際は、「絶対に成功する」と自分を信じて、ポジティブな思考で取り組むこと。継続のコツは、「成功体験をイメージすること」、そして「成功するまで継続し続けること」。中には、すぐに成果を実感できず、途中で諦めてしまう人も多くいます。しかし、継続し続けるからこそ、思い描く成果を手に入れられるのです。あとは、全ての結果の原因は「自分にある」と自責に落とし込むようにしてます。これは前職フォーインクスで徹底的に叩き込まれました。
感謝する、謙虚でいる、相手を想いやる、そしてご縁を大切に
常に感謝し、常に謙虚な姿勢で、常に相手を思いやること、そして常にご縁を大切にを心がけるようにしています。私の伯父から教えてもらったことが、「ご縁のアンテナをビンビン張らないと、大切な人が通り過ぎていっても気が付けない。ただ、その中には、お前にとって必要のない人まで寄ってきてしまうから、その時は思い切ってその人とは付き合わない事も大切」。仕入れの仕事って「運」と「たまたま」って言われている仕事。前職フォーインクスに入社したときに、「仕入れを科学しよう」と思って取り組んでいたんです。
でも、未だ〝仕入れを科学する〟の答えにはたどり着きません。しかし、これまで自分と取引していただいた方とのストーリーを振り返ると、最終的に「私自身を信頼してくれているかどうか」が決め手になっていることに気がつきました。だからこそ、仕入れの仕事は『究極の友達づくり』だと思っているんです。いくら条件が良かったとしても、嫌いな相手に売ることは絶対にない。〝誰もが欲しいと思う物件の情報を、一番早く私のところに持ってきてくれる友達〟を何人つくれるか、という世界ではないか、というのが、「仕入れを科学する」ということに対する私なりの今の答えです。
そして、その友達が仕事の関係を通り越し、プライベートで付き合える友達になる。自分の人生を形成する、大きな資産になる、と考えています。だからこそ、〝究極の友達〟を一人でも多くつくる、またいつまでも〝究極の友達〟として取引してもらえるよう、感謝、謙虚、想いやり、ご縁を大切にをこれからも心がけていきます。
これからも家族との時間も大事にしながら、新しい働き方で、さらなる成長を目指す
9月から始まった新しい働き方で「もっと自分らしく、あるがままに」を実現させて、それを多くの方に発信していきたいですね。私自身、現在3社に関わる働き方に取り組んでいます。今企業でも副業可の会社も増えていますが、近い将来、その枠を飛び越え、一個人が複数の会社や働き方を持って活動する「複業」がスタンダードになる時代が来るはず。その時に経験者として、こうした働き方のメリットやノウハウ等を伝えられればと思っています。
また、今までチャレンジしてこなかったゴルフに取り組もうと思っています。以前、知人から「不動産で人間関係を作るのは、お酒かゴルフだよ」と教えていただいたのですが、サーフィンをやっているため、ゴルフには全く目を向けていませんでした。しかし、現在私も40代半ば。50歳になってからの働き方、新しい人脈作りの手段として、ゴルフにも取り組もうと思っています。
人生で最も大切にしていることは、「自分と家族を幸せにする」ことです。ヘルニアで動けなくなったとき、伯父から「自分が幸せでなければ、誰も幸せにすることはできない」と言われ、自分や家族を犠牲にして仕事を優先させる考え方を改めました。プライベートでは、毎週末、千葉県いすみ市太東の海のそばで二地域居住をしており、年に一度は家族を海外旅行に連れていくことを目標にしています。現在、妻の実家でマスオさんなのですが、とても良くしてもらってます。今はご両親も元気ですが高齢なので、いずれ歩けなくなる日も来るでしょう。だからこそ、足腰が動く今のうちに、子供を含めた家族7人で海外を訪れ、たくさんの思い出を作っていきたいです。子供たちにも、今から海外の文化を経験させておくことで、将来の視野を広げてもらえたらなと思っています。
仕入れの仕事は「究極の友達作り」。不動産購入を通じ、有形資産の「不動産」と無形資産の「友達」という、2つの人生の大事な資産を作れるのが、この仕事の醍醐味だと思っています。
編集後記
不動産に対する自信と情熱、そしておおらかな人柄が魅力的な秋 山さん。これまでの紆余曲折した経歴や、これからのチャレンジに ついてのお話は、思わずインタビューという名目を忘れ、個人的な 興味で伺ってしまいました。決して自分のwinだけを考えず、関わる全ての方がwinを得られることを、常に意識されながらビジネス を展開する秋山さんと一緒にお仕事ができれば、納得の結果とビ ジネスマンとしての成長が、同時に手に入れられるはず。是非一度、問い合わせてみてくださいね。
取材/撮影 近藤 裕也/並木 いくま
株式会社イアムス
秋山 寛
〒170-0003 東京都豊島区駒込3-19-1
1975年
東京都大田区六郷生まれ蒲田育ち。両親がいなかったため、祖母に育てられる。
1991年
定時制高校へ入学。16歳から工務店に職人として就職し、働きながら学び続け卒業。
1998年
建築施工管理の仕事に転職。
2005年
不動産ポータルサイト『オウチーノ』入社。広告営業担当。
2011年
腰椎椎間板ヘルニアがきっかけとなり“サラリーマン大家”になると決意。
2012年
千葉県茂原市の戸建を購入。不動産賃貸業開始。不動産の購入を本格的に始める。
2015年
『株式会社フォーインクス』仕入れ担当に転身。
2019年
異なる2社の不動産会社に入社。自社含め3枚の名刺を持った活動を始める。