めまぐるしく変化する不動産市場
マニュアルではなく、知識と経験の積み重ねで
お客さまの役に立ちたい

         

株式会社A-ハウス【札幌市中央区北一条西】

大盛 淳也

株式会社A-ハウス 大盛 淳也
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  1. アルバイトや営業職
    どれも人との出会いが楽しかった仕事
  2. マニュアル抜きで話ができるのが
    不動産仲介の面白さ
  3. 営業に不利になる情報でも
    お客様のために必ず伝えます
  4. お客さまがお知り合いを紹介してくださった時
    認めてもらえたとほっとします
  5. 買取再販や建売
    少しずつ着実に形にしていきます

以前はどんなお仕事をしていましたか?

アルバイトや営業職
どれも人との出会いが楽しかった仕事

20代の頃、アルバイトを点々としていた時期がありました。野球場でのビール売り、道路工事などの肉体労働、居酒屋やバーなど夜の仕事も経験。今思えば、その日暮らしみたいなものですが、楽天家で「そのうちどうにかなるさ」と気楽に考えていました。いろいろな世界に触れられること、いろいろな人に出会えることが、とにかく楽しかったんです。アルバイト先の先輩や社員の人たちともすぐに打ち解けられるほうで、仕事を終わってから、その人の過去の体験談などをワクワクしながら聞くのが好きでしたね。親子ほど年の離れた人と親しくしていたこともありました。

そんな生活を2年ほどして、アルバイト先によく来ていた大学受験用の教材を販売する会社の方に声を掛けられ正社員として転職。それまでは長続きしないタイプでしたが、営業という仕事が合っていたんでしょうね、本州への転勤やマネージャー的な立場も経験しながら10年ほど続けました。

株式会社A-ハウス 大盛 淳也

不動産業界への転職。どこに魅力を感じたのですか?

マニュアル抜きで話ができるのが
不動産仲介の面白さ

前職も楽しかったのですが、家族ができて転勤のない仕事への転職を決意。地域密着のイメージがある地元の不動産仲介会社なら、生まれ育った大好きな札幌でずっと暮らせるのでは、と考えました。

1社目は売買や賃貸、建売など不動産に関わるすべての業務に携われる会社で、ここでは売買仲介を担当しました。不動産業界に入って実感したのは、売主さま、買主さまのご縁をまとめていくなかで、同じパターンはまずないということ。お客さまの年齢や職業、物件の種類や売買の理由や目的など、すべてが違います。前職でのマニュアルに沿った営業方法に物足りなさを感じていた私にとって、知識と経験を積み重ねることが大切で、マニュアルが通用しないこの仕事は、とてもやりがいを感じるものでした。

また、何よりも人との出会いが魅力です。私生活では知り合えないような職業や立場の方とお会いでき、お話しができ、さらにはお客さまにもなっていただけます。当時の上司からは「親戚になったつもりで営業しなさい」と言われていたのですが、私の場合、友達みたいな距離感になってしまう出会いが年に数回あり、ワクワクします。アルバイト生活だった20代の頃に感じていた楽しさに通じるものを、売買仲介でも感じています。

株式会社A-ハウス 大盛 淳也

仕事をするうえで心掛けていることは?

営業に不利になる情報でも
お客様のために必ず伝えます

不動産市場はめまぐるしく環境が変わります。特に売買仲介は、市場動向によってお客様への提案の仕方や必要な知識が違ってきます。たとえば、以前は高く売りたいお客さまに対して「もう少し下げないと売るのは難しい」とアドバイスをしていたのに、中古物件の価格が上がっている今は「もう少し強気の値段でも売れます」と半信半疑なお客さまに納得していただく言葉を選ぶ。時期によって売り方、提案の仕方が逆になるんです。購入時よりも高い金額で売れる物件が札幌でも出てきたため、譲渡益が出て税金がかかるケースもあります。税金がかかるなら今は売らない、という売主さまもいらっしゃるでしょうから、仲介営業を進める立場にとっては不利な情報です。

でも、私は、お客さまにとってマイナスなことほど、しっかり伝えることを心掛けています。課税対象になる場合は、必ず税金の話をします。納税する頃にはお客さまとの取り引きは完了しているのですが、でも、伝えずにお取り引きをするのは違うんじゃないかなと思うんです。

株式会社A-ハウス 大盛 淳也

うれしいと感じるのはどんな時ですか?

お客さまがお知り合いを紹介してくださった時
認めてもらえたとほっとします

不動産の仕事は売って終わり、仲介して終わりではありません。購入のお客さまから将来、売却を依頼されることもあるでしょうし、売却のお客さまに他にも売却したい物件があることも。ですから、購入や売却でご縁ができたお客さまのフォローは大切にしています。

うれしいのは、お客さまが大切なお知り合いやご家族を紹介してくださること。紹介をいただいた時点で、本当の評価をいただいたのだと思っています。お取り引き後のアンケートでほめていただけるのもうれしいのですが、お客さまの本音は正直見えないもの。でも、紹介をしてくださるということは、仕事ぶりを認めてくださったということ。自信につながります。

今後、どんなことを実現していきたいですか?

買取再販や建売
少しずつ着実に形にしていきます

実は、2018年1月に、現在の会社に転職しました。売買仲介を中心に行っている、設立からまだ5年目の若い会社です。社長以下スタッフ全員が、同業他社で積んだ経験をもとに事業を広げていこうという気持ちでいます。そんな環境ですから、売買仲介一本だった私も、新たな展開を思い描いています。

まず、すでにスタートしている事業で、今後力を入れていきたいのが中古住宅を買い取り、リノベーションして販売する買取再販。リスクもありますが、どんなリノベーションをするか、販売方法はどうするかなど、すべてを自社でプロデュースできる点に仲介にはない面白さを感じます。売れる金額や物件を熟知した仲介会社だからこそ、買取再販にも強いはず、と自信を持っています。

そのほか、建売住宅を建て、販売する事業も実現させたいですね。A-ハウスがプロデュースする、建売住宅のブランド「A-ハウス」というのがあってもいいのではと考えています。まだ夢の段階ですが、土地の仕入れなど夢の実現に向けて仕掛けていきたいですね。

これまでに携わってきたことをベースにした新たな事業を、いっきに実現するのではなく、少しずつ着実に進めていきたいと思っています。

イイタン一問一答

出身は

札幌市白石区です。

現在のお住まい

札幌市白石区です。

好きな駅は

地下鉄東西線東札幌駅。利便性が高まってきていて、幅広い年代の人が暮らしやすい街です。

不動産業界に入ったきっかけは

不動産仲介会社は地域密着のイメージ。大好きな札幌でずっと仕事をしたかったから、転勤のある異業種の営業職から転職しました。

不動産業界の楽しさは

仕事を通して、さまざまな年代、業種の方と知り合えること。売買仲介業務を10年以上続けてきて、まだまだやりたいことも広がっています。

尊敬している人

祖父。町内会長を務めるなど社交的で地域に貢献していました。尊敬できる人って歴史上の偉人だけでなく、身近にもいることに気づかせてくれました。

イイタンについてどのように思われますか

物件は広告でアピールできますが、営業担当者の思いや頑張りを伝える機会はあまりありません。イイタンは、頑張っている営業担当者の姿を知っていただく良いきっかけになると思います。

編集後記

仕事を通しての人との出会いを大切にしている大盛さん。「お客さまにとってマイナスになる情報でも必ず伝える」「現在の住まいの不満点が売却では解決しない場合は、売ることを勧めない」という言葉から、お客さまのことを第一に考える強い信念と、誠実な人柄が感じられました。不動産の売却や購入で悩んだり迷ったりしたときには、親しい友人と話すような気持ちで大盛さんに相談してみるといいでしょう。親身になって解決方法を提案してくれるはずです。

取材/撮影 田方 みき/笠井 義郎

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株式会社A-ハウス

大盛 淳也

北海道札幌市中央区北一条西19-2-5 MODENA表参道1階

011-614-6000

omori@a-house.co

http://a-house.co

2005年

株式会社アムコーポレーション 入社

2018年

株式会社A-ハウス 入社

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【経験と知識】さまざまなお客さまと1対1で向き合うのが不動産仲介の仕事。私にとって欠かせないアイテムはモノではなく経験と知識です。ひとつとして同じシチュエーションのない毎日の仕事を通して積み重ねた経験と知識を、お客さまのために提供していきたいです。

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