不動産売買の仲介人として
中間に立つ者の役割を誠実に

香月稔和

  • 1996年 三好不動産入社。
    個人営業(賃貸)、法人営業(賃貸)、経営企画などを経験したのち現在は売買仲介を担当。

入社を決めた理由

阪神・淡路大震災の被害を目の当たりにし、Uターンを決意
人との出会いと繋がりを求めて不動産業に

大学在学中はほとんど学校には行かず、劇団に所属して関西で俳優を目指していました。そんな私が地元九州での就職を考えるようになったきっかけがあります。阪神・淡路大震災です。私はちょうどそのタイミングで九州に帰っていたので直接被災はしなかったのですが、劇団の練習場等が倒壊したのを目の当たりにして……。それはやはり大きな衝撃でした。

そのとき痛感したのが、郷土愛や人の繋がりの大切さです。劇団でたくさんの人に出会った経験から「出会いが人生を豊かにする」と考えていたので、人とたくさん出会えて繋がりを作っていける仕事をしようと決めました。就職活動をしていた当時は大手志向が主流で、私としてもそういった想いはもちろんありましたが、それよりも「あなただから任せたい」と言ってもらえるような仕事ができる企業がいいな、と。

そこで出会ったのが三好不動産です。説明会で先輩社員のキラキラ輝いている表情を見て、不動産業だったら、三好だったら思い描いている仕事ができると感じて入社しました。

心に残るエピソード

親から子へ信頼のお付き合い
20年前のお客さまからお子さまのためのご依頼が

当社には長年受け継がれてきた『親から子へ信頼のお付き合い』という合言葉があります。そこに込められているのは、初めてのお部屋探し、家族ができたときの物件の購入、お子さまが巣立つときのお部屋探し、そして老後に向けた売却や住み替えなど、お客さまの人生の節目にはいつもお手伝いをさせていただけるような仕事を、というメッセージです。それだけ不動産業の業務は幅広いですからね。誠実に仕事をすればそのようなお付き合いができる業界だと思っています。

実際に、以前担当した法人のお客さまから約20年ぶりにご連絡をいただいて、一人暮らしを始めるお嬢さまのお部屋探しをご依頼いただいたことがあります。大切なお子さまのことを託していただけるというのは、お客さまからの信頼の証なのかなと思うと嬉しかったですね。それも長い年月を経てのご依頼だったのでなおさらです。当社の合言葉や私自身が入社時に思い描いていたことが実現できている、と感じた出来事でした。

セールスポイント

誠実な姿勢と人間味のある言葉
引っ越しの日もできる限りお手伝いに行きます

その場限りでうまくやることよりも、コツコツ誠実にお客さまと向き合うことをモットーにしています。ビジネスライクな関係はあまり好きじゃないですね。契約が成立したら終わりというのは寂しいじゃないですか。本当にお客さまが大変なのは契約の後ですよね。お客さまに寄り添ったサポートがしたいので、お引っ越しの日にもできる限りお伺いして、何かお手伝いできることがないか気を配るようにしています。

引っ越しのときだからこそ見えるお客さまの素の状態を共有させていただきたいという想いもありますね。そうすることで、書類上での繋がりじゃなくて、人と人との繋がりが作れるかなと。

法人営業時代に担当したお客さまから、後にこんなふうに言っていただいたことがあります。「知らない地への転勤で不安ななか、香月さんのように信頼できる営業さんから、物件のことだけじゃなくその土地のことを教えてもらえたのはすごくありがたかった」。この言葉をいただいて、自分の仕事がお客さまのお役に立っているのだと実感し、すごく嬉しかったですね。今でもこのお客さまとは良いお付き合いをさせていただいています。

私はキラートークができる言葉巧みなエリート営業タイプではないです。でもお客さまに対して誠実でありたい、という気持ちはすごく強くて。上手じゃなくても人間味のある言葉で、お客さまに喜んでいただければいいと思っているんですよね。それこそが私のセールスポイントで、他の営業にはないものをご提供できるのではないかと。そこに共感して下さるお客さまと培ってきた繋がりが自信になっています。

売買仲介ならではのやりがい

想定外の問題も起こりうるからこそ、
高度な専門知識でお役に立てる売買仲介を

売買仲介の業務を担当するようになってからは、営業としてのやりがいとはまた違う、『不動産業のプロ』としてのやりがいを知りました。それからは不動産業が面白くて仕方ないと感じるようになったんです。

大きなお金が動く取引なので、後から「知らなかった」ということがあっては絶対にいけません。特に中古住宅の売買の場合は、目に見えないところで想定外の問題が発生する可能性があります。買う側の立場に立って考えると、「中古はちょっと怖いな」という気持ちってあると思うんです。そこで、安心安全に中古住宅を購入していただくために、お客さまから信頼していただける関係を作るのはもちろんのこと、当社で導入しているさまざまな取り組みもご紹介しています。

モデルルームのように家具を配置して内見を行うホームステージングという取り組みでは、『家具を入れてみたら思ったより狭かった!』となることを未然に防いでいます。

2017年4月からインスペクション(住宅の劣化状況や欠陥の有無などを診断)という取り組みも導入されました。これはシロアリの被害がないか、構造に傾きが出ていないかなどを検査するものです。通常はお客さまが費用を負担して行う検査ですが、条件に合致すればその費用を当社の負担で検査することができます。もちろん新築でも事前の入念な調査は欠かしません。問題があればさらに調査を重ね、不動産のプロとしてさまざまな問題解決に取り組んでいます。

不動産の売買仲介では10年目の先輩も経験したことのない問題に、新人がぶつかることもあって、経験年数に関係なく難しい案件にも取り組まないといけません。似た案件はあってもまったく同じということはないので本当に難しいのですが、無事解決して契約ができると大きな達成感があります。契約数など数字で結果を残すのとはまた違う喜びですね。日々職人の腕を磨いているような感覚で、そこが売買仲介の面白いところでもあります。

お客さまから「プロに頼んでよかった」と言って頂ける機会も多くて、より高度な専門知識を活用してお客さまのお役に立てるというのが売買仲介ならではのやりがいだと感じています。

目指している姿

売り手と買い手、社員と会社の間で
人の繋ぎ目になれたら

仲介の仕事は、両方のエージェントになっては利益相反になるという考え方もあります。買う側は少しでも安く、売る側は少しでも高くと思いますからね。それでも、両方の間に立つ人間だからこそ作り出せる調和というのがあるはずなんです。私は不動産売買の仲介人として、「どうすれば双方のお客さまに喜んでいただけるか」を常に考えて仕事をしています。不動産の取引はまさにご縁です。お客さまと私、そしてお客さま同士に生まれたご縁を大切に繋いでいきたいです。

また、社内における繋がりというのも大切にしています。社に古くからいる人間として、他の社員が言えないことを代弁する役割もあるのかなと。社員が会社や社長のことを誤解しているときには「それは違うよ」と言ってあげたいですし、社長が社員を誤解して正しい評価がされていないときには「社長ちょっと待ってください」と言いたいです。社員の満足度が高くないと、お客さまに良いサービスを提供することができませんからね。入社した当時に比べると会社の規模も大きくなって、部署間の繋がりもどうしても薄れてしまいがちなので、そこの繋ぎ目になれたらいいですね。

こうやって間に立って人を繋いでいるときがいちばん心地よいので、私にとって仲介は天職なのかもしれません。これからも誠実さを忘れず、さまざまな面で人の繋ぎ目になっていきたいです。

仕事の必須アイテム

営業車に常備しているポスティング用の運動靴

デジタル化がどれだけ進んでもアナログな面も必須と考え、入社当時から取り組み続けているポスティング。革靴では回れないので運動靴は必需品です。

イイタン一問一答

Q.出身は

佐賀県佐賀市。子どもの頃はイタチが出るような田舎で育ちました。

Q.現在のお住まいは

福岡市城南区。都会すぎない今の場所が大好きです。

Q.好きな駅は

唐人町駅です。入社以来ずっと働いてきた思い出深い場所です。あと、妻との運命の再会を果たしたのもこの駅なので。

Q.不動産業界に入ったきっかけ

人と出会うことが大好きで、就職活動をした中でいちばん出会いが多そうなこの不動産業界に惹かれて入社しました。他のどの会社よりも面白い先輩社員たちが多かったというのも理由の一つですね(笑)

Q.仕事の楽しさは

入社時の狙いどおり、不動産という仕事は本当にいろいろな方にお会いすることができて毎日とても楽しいです。あとは「香月さんが担当でよかった!」とお客さまに喜んでいただけたときと、10年20年以上経っても私を覚えていてくださるお客さまから不動産のご相談をいただけたときは、本当に嬉しい瞬間です。

Q.尊敬している人

両親ですね。笑いのたえない家庭で明るく育ててくれて本当に感謝しています。

Q.イイタンについてどう思いますか

営業ではなるべく物件の良い面も悪い面もどちらも伝えるようにしています。本音で話せる担当者を大事にするというイイタンのコンセプトには100%共感しますね。

編集後記

お話を伺う中で見えてきた、香月さんの“これでもか”と言うほど誠実にお仕事に取り組まれる姿に感銘を受けました。人との出会いと繋がりを何よりも大切にする香月さんなら、企業とお客さまという関係を超えて心からの信頼関係が築けることでしょう。人生の節目に関わってくる不動産取引も、そんな信頼関係があれば安心して託すことができますね。
取材/幸森 彩香  撮影/瀬野 芙美香

担当者プロフィール

お名前
香月 稔和(Toshikazu Katsuki)

会社名
株式会社三好不動産

メールアドレス
katsuki-toshikazu@miyoshi.co.jp

電話番号
092-771-1000

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