「お客さまの喜ぶこと」を考えて行動したら、
人の輪が広がっていきました。

平川靖徳

  • 2009年 大学卒業後、三好不動産に入社。入社後4年半は、賃貸の営業を担当。
    2013年 同社の「スマイルプラザ天神店」で、店長として賃貸仲介営業を行う。
    2015年 同社の売買営業部へ異動。お客さまが実際に住むための物件を取り扱う。

どんな仕事を?

実際に住むための物件を紹介、ヒアリングと現場確認を徹底
図面だけではわからない感覚を大切にしてほしいです

福岡で65年以上続く「三好不動産」で、不動産の売買担当をしています。投資物件ではなく、中古の戸建てや土地・マンションなど、実際にお客さまが住む場所を探すのが仕事です。

まずはお客さまのご要望をヒアリングし、候補の物件を探して現場にご案内するという流れですが、いちばん大事なのは「お客さまが現場に行き、目で見て感じること」だと思っています。口頭で説明したり図面を見ながら情報を伝えたりしても、それが本当にピンときているかどうかわかりません。

「実際に見てみたら思ったより狭い」とか、「収納スペースが十分だと思っていたのに意外に少ない」とか、思い違いをしている場合も多々あります。現地での感覚を確認するのが大切なんですよね。そうすることで、どういった部屋を探すかが、具体的になってきます。

お客さまの中には「こんなこと言ってはだめかな?」と思って遠慮する方、ご自身も何を希望しているのか明確でない方が、たくさんいらっしゃいます。実際にお部屋を見ているときに、「幼稚園ってどこが近いかな?」「おばあちゃんの病院はあそこかな」など、お客さまが気になっていることがふと出てきたりするんですね。そんな声をキャッチしてリサーチするためにも、一緒に現場へ行っていただくことを大切にしています。遠慮なく、何でも聞いてもらえると嬉しいです。

私は生まれも育ちも福岡です。引っ越しも福岡天神周辺で6回ほどしているので、駅周辺の事情にも精通しています。お好みの飲食店や美容室も紹介できますよ。実際に自分が通っているところばかりなので、自信を持っておすすめしています。

以前、まったく別の件で担当したお客さま同士が、私の紹介した飲食店で意気投合し、ご結婚されたということがあったんです。おふたりの新居探しもご依頼くださって、驚くと同時に、すごく嬉しかったですね。意外な場所での人と人とのつながりを感じました。

不動産業界でのキャリアや強みとは?

不動産業界歴8年、お客さまの不安とイメージのズレを解消し
徹底的なリスク軽減を

不動産業界に興味を持ったのは、父親の影響です。父は建築会社を運営していて、小さな頃から現場について行ったり、部屋を作る様子を楽しそうだなと眺めたりしていました。また、トイレが詰まったとか何かが動かないなどの困ったとき、すぐに対応して手助けできる父に「いいな」「かっこいいな」と憧れもありました。

人と対話するのが好きというのも、不動産業界に入った大きな理由です。同じ作業をするのが苦手で、ルーチンワークは嫌いなので「いろんな事をやりたい」という性格も関係していると思います。

よく知っている土地、住み慣れた大好きな場所である福岡で住宅関係の仕事がしたい。不動産のいろいろなことを学びたいと思い、総合不動産である「三好不動産」に就職しました。入社前に知り合った会社の人たちが、いい人ばかりだったという点も入社を決めた理由のひとつです。

「三好不動産」に入社当初は賃貸物件の紹介を4年担当、次に賃貸仲介店舗「スマイルプラザ」で店長を2年勤めました。売買営業部は2年目になります。不動産売買は一生に一度あるかないかのことなので、みなさん不安が大きいんですね。ですから常に心がけているのは、買主さまと頻繁に顔を合わせ、スピード感ある対応をすることです。少しの不安にもすぐ対処できるようにこまめな確認を徹底し、お客さまとの食い違いが起きないよう注意しています。例えば初めての決済が心配な方には、事前にしっかり何度でも流れをご説明し、不安を解消します。

また、中古物件などでは「インスぺクション(建物診断)」を実施しています。これは人間の健康診断のようなもので、雨漏りがないか、床の強度はどのくらいかなどを明確化し、安心材料にするためのものです。他にも「ホームステージング」といって、実際の家に家具を配置して、お客さまが住む場合はどのような家具をどこに置くか、どんな様子になるかなどを実感してもらう取り組みも行っています。これらを通じて、イメージと購入後のズレがないように、お客さまのリスクを極力軽減できるサービスをご提供できるのが当社の強みといえるでしょう。

仕事のモットーは?

お客さまに喜んでもらうにはどうするか?
その思いが仕事のすべてにつながっています

仕事で大事にしているのは「お客さまが何をしたら喜ぶかを考える」こと。リノベーションする際、間取りや家具の配置をお客さまと一緒に想像しながら決めていくのは、とても楽しく大好きな時間です。そのときに、お客さまの性格や好みやライフスタイルを考慮するのはもちろん「家具は買うのか、今あるものを使うのか」「冷蔵庫や洗濯機の大きさは」「壁の色はどうするか」「子供部屋に鍵をつけるか」など、後々トラブルになりそうなことを最初に必ず確認しながら進めます。それはお客さまの負担をなるべく少なくするためです。

また、大前提として「心から良いと思えるものしかおすすめしない」ようにしています。物件は男女の出会いのように、タイミングと巡り合わせです。希望しているものがすぐに見つかることもあれば、1ヵ月、半年と見つからないこともあります。

そんなとき、例えば「広さや立地は良いけど高い」という物件があっても、私は「高いのでおすすめしません」とお話します。「今すぐ欲しいからそれでも買う!」と決定されたお客さまもいるので、おすすめしないのが正しいとも言い切れないのですが……。待った方がよいと思ったらそのように伝えます。今すぐ売れた方が商売的にはよいのでしょうが、それよりもお客さまが喜ぶことの方を大切にしているんです。

賃貸営業の時には、年間100件近く、お客さまからのご紹介で対応させていただいており、ほとんど営業しなくても良い理想的な状況でした。それは、お客さまの喜ぶことを考えて動いた結果だと思っています。お客さまの大切な人を紹介いただくのは、責任の重さを感じると同時に「本当に私の仕事に満足してもらえたんだな」と喜びを感じる瞬間です。

これから目指すことは?

不動産のことなら何でも即答
知識が豊富で頼られる存在を目指しています

お客さまが家や土地を買うというのは、多種多様な課題や悩みが付いて回ります。土地や家についての相談はもちろん、不動産運用や保険など専門的なご相談も多いです。

例えば保険の件など不動産売買に付随することでご相談いただいた場合は、保険の専門家をご紹介しています。それは、お客さまに間違った情報を伝えてはいけないからです。しかし専門家を紹介するとなると時間も手間もかかり、お客さまの負担になってしまいます。詳しく聞くのではなく「ちょっと知りたい」というような気軽な相談の場合も、私が対応できればお客さまも遠慮がいらなくなるでしょう。そのために、様々な部署の勉強がしたいです。

私が考える何十年もお付き合いできる担当者とは、困ったときにすぐに電話できる存在、安心して相談できる人。例えば「購入した物件を売りたい」「設備関係のトラブルの時、不動産のプロの意見が聞きたい」「知り合いが不動産担当者を探しているから紹介したい」など、すぐに顔を思い浮かべて連絡できる人が良い担当者だと思います。末永く付き合える担当者になるためにも、これからも「お客さまの喜ぶことは何か」を仕事の根本として据えていきたいと思っています。そこからお客さまの紹介につながり、人と人とのつながりが広がっていくと、とても嬉しいです。

不動産業界のダークなイメージも変えていきたいですね。そのためには、人間関係がどこまでできているかがポイント。ひとつだけでなく、たくさんの提案をすることも重要です。

仕事の必須アイテム

絵本とぬりえ

子どもがぐずって話し合いにならない……そんな事態を避けたいときに。お客さまにゆっくり見てもらい、確認してもらうための裏技です。実は私の子どものお古なんですが、この裏技を使うたびに、キャラクターのすごさをひしひしと感じますね。

イイタン一問一答

Q.出身は

福岡県福岡市です。

Q.現在のお住まいは

福岡市早良区です。

Q.好きな駅は

次郎丸~橋本。家から近いこともあり、ヘビーユーザーです。モールの中に遊ぶところがあり、ヒーローショーなどもあります。もともと地元で、昔はたんぼだらけだった土地なんですが、今はすっかり変わりました。どんどん成長する町を見るのは楽しいものです。これからも見守り続けていくんだろうなと思っています。

Q.仕事の楽しさは

「大事な人やけん、任せたよ!」と紹介をもらうときは喜びとやりがいを感じます。また、物件を探すときのストーリーがおもしろいですね。ないないとずっと見つからなくて、半年くらい見つからなくて……ぽっと物件が出てきたときなんて「見つかりました!!」と大興奮。お客さまと一緒に喜べるときも楽しさを感じます。

Q.尊敬している人

入社後すぐに営業の楽しさを教えてくれた店長です。「お客さまが何をしたら喜ぶか」というのも店長に教わりました。仕事や生き方、考え方とかいろいろと影響を受けていますね。新人の時、一緒に仕事ができて本当によかったと思っています。

Q.イイタンについてどう思いますか

不動産は、設備や周辺環境など、買ってから困ることが少なからずあります。そんなとき、取引が終わった後も気軽に連絡できる担当者がいると、安心感が違うと思います。いつでも気にかけてもらえる、長く付き合っていく人になるので、相性も大切です。そんな担当者を探せるのはすごくいい取り組みだと思いますし、新しい切り口のサービスだと感じ共感します。

編集後記

とっても素敵な笑顔で取材に対応くださった平川さん。「お客さまがこう思うから~」「お客さまにとって○○となると~」と、どこまでもお客さま目線で考えてくれる方でした。すぐに会社や平川さん自身の利益にならなくても、待った方がいい場合は待つ、あまりよくないものは欠点も指摘する。そんな当たり前だけれど大切な面に大きな信頼感を覚えました。
住まいだけでなく、福岡のことならなんでも聞ける知識の広さと、話しやすい人柄も印象的。生まれ育った福岡への愛がひしひしと伝わってくるようでした。「困ったときにはとりあえず平川さんに連絡!」そんな安心感を持って住まい探しをサポートしてくれる担当者です。
取材/マコ  撮影/瀬野 芙美香

担当者プロフィール

お名前
平川 靖徳(Yasunori Hirakawa)

会社名
株式会社三好不動産

メールアドレス
hirakawa-yasunori@miyoshi.co.jp

電話番号
092-771-1000

1

いいね

人気の担当者