人が介在する価値をお客さまに感じてもらえる役割を。過去の経験は、すべて成長の糧です

         

大成有楽不動産販売株式会社 上野センター【台東区上野】

市川 佑紀

大成有楽不動産販売株式会社 上野センター 市川 佑紀

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  1. 自宅購入時に抱いた「楽に稼げる仕事」の印象が、不動産業界に転職した理由です
  2. 初契約の苦い体験が、その後の成長を下支えしてくれました
  3. 聴くことで、より良いご提案が可能に。経験と強みを活かしていきたい

自宅購入時に抱いた「楽に稼げる仕事」の印象が、不動産業界に転職した理由です

不動産仲介の仕事に就いたのは、言い方は悪いですが「楽に高収入を得られる仕事なんじゃないか」と思ったからなんです。前職はゴルフショップの販売員。「スポーツ関係の販売員になりたい」と、高卒で働き始めました。10年弱働き、27歳の頃に自宅を購入した際、担当だった地元の不動産業者が、素人の私にもわかるほど適当だったんです。約束を守らない、言っていることがコロコロ変わる。「え、これで不動産の仕事をやっていけるんだ」と思い、不動産=高収入のイメージも相まって転職を決意しました。当たり前のことながら、その認識は誤りだったのですが。(笑)

まったくの未経験で転職したので、入社後に不動産業の仕事内容についてみっちり指導を受けました。入社前には「勝手にお客さまがきて、押していれば契約にこぎつける」とイメージしていたので、最初の仕事がチラシ配りだったことには「これも仕事なのか」と唖然としたのを覚えています。

もともと、お酒好きなんですが、入社して1ヵ月は精神的に飲む気持ちになれませんでしたね。契約もできず、チラシ配りしかできない日々が続きました。初めての契約は印象に残っていますね。入社して2ヵ月半経った頃のこと。チラシを見てくださったお客さまで、ひとり暮らしの年配女性でした。

大成有楽不動産販売株式会社 上野センター 市川 佑紀

初契約の苦い体験が、その後の成長を下支えしてくれました

初契約は苦い体験となりました。何せ、当時の私には知識も経験も何もない。まともな提案ができるはずもなく、質問を受けても上司や先輩に頼るしかない。最終的にクレームを付けられてしまったんです。ただ、この苦い経験から「連絡はこちらから密に取ること」「先回り予測をして、かゆいところに手が届く対応をすること」「複数の提案をお出しすること」と、意識が大きく変わりました。成長に繋がる初契約だったと思います。

川口センター時代には、工場の売買も担当しました。工場関係の買い手は業者がメインなので、広告を打つのではなく、お客さまの知り合いの業者さんを中心に情報提供をしていきました。結果、ふたつあった工場の両方ともを売却。居宅を扱うことが多いなか、貴重な経験を積めましたね。上野センターのエリアは商業地域が主。今年4月にオープンしたばかりなので、経験が活かせる機会が今後あるのではと楽しみにしています。

練馬センターでは土地戸建て販売を多く担当し、東陽町センターでは高層マンション、商業地域ならではの経験を多く積みました。過去の経験から学んだことを活かして、上野センターでも多様なご相談に対応していきたいですね。下町でもある上野地域に長く住んでいる方とも親しくなれたら嬉しいです。一緒にお酒を飲みに行きたいので、おすすめ店を教えていただきたいですね(笑)。

大成有楽不動産販売株式会社 上野センター 市川 佑紀

聴くことで、より良いご提案が可能に。経験と強みを活かしていきたい

もっとも多く担当してきたのは売却。特に離婚や破産といったネガティブな理由での売却です。査定に行くときには、「査定ではなく売却相談である」と意識しています。重要なのは金額を出すことではなく、お客さまにとっての最適なゴール地点を伺うことだからです。

売却に迷いがあるお客さまのなかには、「売られてしまうのでは」と不安を抱えている方も少なくありません。私は売却相談をされるお客さまに、購入時のお話を伺っています。購入時は人生でもいい時期であることが多いため、当時のお話をお聞かせいただいて気持ちがほぐれてきたところで売却相談に移ると、できるだけ前向きに今後を見据えられるのではと思っているんです。

自己アピールが苦手なので言いづらいんですが、話を聴くことが私の強みだと思っています。「聴き上手」だと褒められたり感謝されたりすることが多いんです。前職の接客業経験も活きているのかもしれませんね。今は、より対応できる相談内容の幅を広げるべく、税務の面や相続に関する資格取得を目指しています。

「楽なのでは」と始めた仕事ですが、今はお客さまの人生に介在できるこの仕事に強く魅力を感じています。ネットだけで済ませられる社会に変わりながらも、実は人が介在することで結果が変わることがあるのが不動産の仕事です。今後も人が介在する価値をお客さまにご提供しつづけていきたいですね。

大成有楽不動産販売株式会社 上野センター 市川 佑紀

イイタン一問一答

出身は?

埼玉県大宮市(現さいたま市)

好きな地域、住んでみたい地域は?

東京都練馬区ですね。以前練馬センターに勤めていた際、環境がいいなと思いました。

将来の夢はなんでしたか?

警察官。白バイに乗りたかったんです。

幸せを感じるのはどんなとき?

下の子ども(中1)がソフトボールをやっていて、中学では野球部に入る予定なんです。彼と休日にキャッチボールをしているときに幸せを感じますね。ただ、僕が中高時代にやっていたのはバドミントンなんですが(笑)

趣味は?

ゴルフです。

特技は?

ゴルフです。

周りからどんな人と言われる?

不動産屋で働き始めてから、身体が大きくなり髪形もオールバックにするようになったからか、「見た目が怖い」と言われるようになってしまいました……。上司に「眼鏡のほうが雰囲気が柔らかく見えると思うよ」と言われて、眼鏡に変えたんですよ。「話してみると優しい」と言っていただけるので、怖がらないでいただければ(笑)。

強いていうなら、何オタク?

お酒ですね。焼酎が好きです。

魔法が1回使えます。何をしますか?

地主になりたいですね。

世の中で一番怖いものは?

妻ですかね(笑)。怖い人ではないのですが、怒ると怖いです。

編集後記

「自己アピールが苦手で、今日はどうしようかと思っていたんです」と話してくださった市川さん。そう言いながらも、不動産業界で働き始めて15年になる経験から、たくさんのエピソードを語ってくれました。「楽に稼げると思った」と語ってくださったことからも、正直な人柄がうかがえます。旧居以外の経験も豊富な上、資格取得も目指し中と成長意欲の高い市川さんは、あなたの頼りになる相談相手になってくれることでしょう。

取材/撮影 卯岡 若菜/並木 いくま

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大成有楽不動産販売株式会社 上野センター

市川 佑紀

東京都台東区上野3丁目17-7 G-SQUARE上野 8階

03-5816-3311

ueno-eig@yuraku.taisei.co.jp

https://www.ietan.jp/office/6074

2005年

大成有楽不動産販売株式会社入社 川口センター配属

2013年

練馬センター配属

2018年

東陽町センター配属

2020年 4月

上野センター配属

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