真面目で先回りした段取りが得意
でも、お客さまにはワクワクするような夢を語りたい

今までの経歴は、不動産営業にどのように活かされていると思いますか？

お客さまに寄り添うサービス精神と、計画的に進めていく実行力

大学を卒業してすぐに航空会社に就職しました。幼い頃から飛行機が大好きで、非日常的な空間に憧れていたんです。空港のグランドスタッフ業務に始まり、空港で働く人員の管理などをしていました。空港でお客さまが快適に過ごすことができるよう、サービスの品質を維持すること。定刻通りに飛行機を運行するために、荷物を運び積み込む時間を管理するなど、安全に作業が進められるよう心を配る仕事です。

また、会社の収入を確保するために、採算効率などを考え、新たな路線開設を進める業務にも携わりました。そして、お客さまに寄り添ったサービスをご提供してきたので、不動産業界でも自分の経験をあてがってみたら、新しいことができるのではないかと考えたんです。

実際、空港での接客業務と、計画的に滞りなく事業を推し進めていく実行力は、不動産業に就いた今でも、非常に役立っていると思います。お客さまからの「納得いく物件に出会えた」というお声は、私のお客さまに寄り添うサービスは間違っていない、という自信になりました。

不動産のお客さまが求めていることは何だと考えていますか？

お客さまにとって、営業マン個人の能力はとても重要

航空会社では、会社名自体が一つのブランドです。お客さまは、会社の評価で選ばれていました。不動産会社では、私という個人が評価されます。つまり、どのような営業マンを担当に選ぶかが大事なのです。私は、お客さまに安全なおうちを安心して選んでいただけるようなご案内をすることと、先々を予想した先回りの対応を心がけております。

その一つは、物件の良い点も悪い点も、事実をありのままにお伝えすることです。お客さまが望んでいらっしゃるご要望をすべて100％叶えるのは、現時的には大変難しいこと。ですから、お客さまがお考えになるプライオリティーを常に意識しています。そのために情報をすべて開示して選んでいただくことが、ご満足・ご納得につながると思うのです。

そして、お客さまが物件を見たいと思っていただけるような雰囲気作りも大事にしています。ご案内するときに、多くの営業は設備などの説明に力を入れがちです。私は、その家でどのような暮らしができるのかを、イメージできるようなご案内をしようとしています。例えば、リビングに接した和室がある家では「小さなお子さまが遊ぶのにもちょうど良いですね」など、ワクワクしていただけるような夢を語りたいです。

お客さまに対してできることと、これからの目標を教えてください

誠実さが私の武器。これからはプラスαの遊び心を加えた提案も

不動産業界に転職して1年あまり。私の経験は、まだまだ発展途中です。だからこそ、お客さまに安心していただけるよう、事前の準備は怠らず、十分すぎるくらいに準備をします。お客さまから物件のお問い合わせがあったときは、資料や販売図面を用意しますが、そのまま印刷するだけではなく、実際に現場に行って、お家の特徴的なところや、よりイメージできるような写真を撮影して添付するんです。

また資料を読み込み、整理して、私なりに感じるメリットやポイントを記載したり、オススメの物件に付箋をつけたりもいたします。元来、私はバカがつくくらい真面目な性格で、段取りを組むことは得意です。お客さまのご要望には全力でぶつかっていくタイプ。誠実さで勝負してまいります。 今後の課題としては、真面目で堅いイメージにプラスして遊び心が加われば、なおいいですね。コミュニケーション能力として、一つの話題からさらに話を膨らましていけるような、そして、どのエリアにおいても物件をくまなく把握してストックを増やしていくこと、資金やローンについてもさらに詳しい知識を身につけていきたいと、日々精進しております。